設計>気密【茨城・注文住宅】

query_builder 2021/12/11
設計
気密

なぜ気密が必要か?気密が低いと換気ができないからです。自然素材を特徴とした住宅会社の中には、高断熱・高気密を否定的に考える会社が少なからずあります。その一角には懐古趣味の思想があり、近代化以前の農家のような暮らしを理想としているかのようです。


仮に気密の工事を省けば適度に隙間からの空気が出入りし、機械での換気は不要になります。冷暖房をしていないお寺の境内であれば問題ありません。しかし、季節に応じて経済的に快適に過ごすとなるとなれば冷暖房を行います。となれば否定的な考えは、建築物理の観点から100%間違っています。なぜならば、冷暖房を用いるときは窓サッシをすべて閉め切ります。窓を閉め切れば、人間の吐く息などで空気が汚れます。ですから空気を適切な量を入れ替える。これが換気です。建物の隙間から発生する隙間風でも確かに空気は出入りしますが制御できません。そもそも、隙間の量を程よくなるように工事すこと自体不可能です。仮に程よい隙間風が出来たとしても、強い風が吹けば必要以上に空気は入れ替わり熱が逃げてしまう。無風であれば必要量の空気の入れ替わりは無いわけです。しかも隙間の部分が冷えるので結露のリスクも高まります。このような不安定で危険な空気の流れは換気ではありません。単なる施工不良からくる隙間風でしかありません。換気とは、計画した空気量が狙った場所へ移動しなければ意味がありません。空気の流れを計画し新鮮な空気を給気して、反対側に排気してあげる必要があります。



例えばコップに注いだジュースを、ストローを吸うと負圧になりジュースが飲めます。換気扇を回し空気を排出すると、室内の気圧が下がり外の空気が入り込む。それが計画換気であり建築基準法で義務化されています。換気が適切になされていなければ、不適合住宅になるといってもいいでしょう。気密がとれていなければ、ご存知の通り小さな穴があいたストローと同じで、凄く頑張って吸ってもなかなか吸えません。家中に分布する隙間からの隙間風で負圧にならず、換気扇をいくら動かしても空回りしているだけ、空気の漏れた場所が淀んでいるだけというのが現実です。そうなると、空気が淀んで尚且つ冷えて結露してしまえばカビやダニも問題になります。つまり、非気密住宅は計画換気の出来ない不適合住宅であり、空気汚染を引き起こす不健康住宅といってもいいわけです。

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