設計>屋根と軒【茨城・注文住宅】

query_builder 2022/01/08
設計
屋根と軒

雨が降ってきた。傘を差す。なぜって?服やカバンを濡らしたくないから──。それ以外の理由はおそらくありません。建物になぜ屋根がついているのかといえば、人と同じ、自分を濡らしたくないからです。そう考えると「屋根の意味」もおのずと明らかになります。


軒(のき)の出が深い屋根は大きな傘を差しているのと同じですから、外壁が濡れにくく、また傷みにくくなります。真夏のギラついた太陽から美しい肌を守るため、女性たちは日傘を差します。日傘は紫外線をカットするだけでなく、照りつける直射日光を遮断して小さな日陰をつくり出し、夏のさなかであってもわずかにそよぐ風を、心地よく感じさせてもくれます。


屋根は主に建物が雨に濡れるのを防ぐものですが、その延長にある軒は、同時に日照の調節を担う日傘の役目も果たします。照りつける太陽がまぶしい夏の日中でも、部屋のなかは意外と暗かったり、雪の降る寒い冬でも晴れた翌朝には部屋の奥まで日が差し込んできたり…。そんな一瞬に触れるたび、人は夏の陽の高さ、冬の陽の低さに驚き、軒のありがたさをしみじみ思うのです。降っても晴れても、軒は静かに物言わず、私たち人間に自然のメカニズムを教えてくれています。

NEW

  • エコ>小さな畑【茨城・注文住宅】

    query_builder 2022/01/28
  • 水まわり>使いやすいキッチン【茨城・注文住宅】

    query_builder 2022/01/27
  • 水まわり>日本のお湯【茨城・注文住宅】

    query_builder 2022/01/26
  • 設計>造り付けソファ【茨城・注文住宅】

    query_builder 2022/01/25
  • エコ>樹脂サッシ【茨城・注文住宅】

    query_builder 2022/01/24

CATEGORY

ARCHIVE