道具の配置

query_builder 2022/07/29
設計
道具の配置

一般的に、天井の高さは240センチ(2.4メートル)にすることが多いわけですが、ひとつ工夫が必要です。天井いっぱいに収納を考えてみると、天井に突き付けるように設置しないと、吊り戸棚の上がホコリだまりになってしまいます。特に台所では不向きです。2.4メートルの頭上にあるものを取り出すには脚立が必要になるわけです。若いころは問題ありませんが、年をとってから脚立に乗って物を取るのはとても危険です。

また、一般的に流し台(シンク)と電子レンジの高さは一緒ですが、物を洗ったり包丁を使うことと、電子レンジを使う行為が違うことを考えると、電子レンジの高さを10cmほど低くして使い勝手を良くする方法もあったりします。家電製品の置き場所も含め〝使用頻度の高いものを使いやすい場所・高さに置くこと〟が大切になります。例えば米びつは床付近ではなく、屈まないで使える場所にあると年齢に関係なく楽なものです。収納は引き出しや扉によって大きく開く場所など、収納形式のバランスを考えてみます。引き出しの利点は、奥まで引き出せることにより中全体が見渡せます。一方、扉タイプの利点は、使い方に自由度が高く収納量も大きいことです。それらの収納物を、料理の流れに合わせて配置できれば、さらに使いやすいキッチンになります。


日々の炊事洗濯などの作業で、ちょっとストレスを感じる部分を見直して、道具の配置を変えてみても良いのではないでしょうか。毎日繰り返す些細なストレスを改善することは、必ず日々の暮らしを楽にしてくれます。

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