地震に強い家づくりの秘訣!安心と安全を守るために。

query_builder 2024/11/06
設計
制震の必要性

地震に備えて、家族と財産を守る!耐震と制震のベストプラクティス。

日本は世界でも有数の地震大国です。過去には東日本大震災や熊本地震など、多くの人命や財産を奪った大地震が発生しています。地震は予測が難しく、いつどこで起きるかわかりません。そのため、私たちは地震に備えて、自分の住まいを守ることが重要です。今回は、地震に強い家づくりのコツについて紹介します。




目次
1|日本の地震の実態
2|耐震性の重要性
3|制震技術の導入
4|耐震と制震の融合
5|日常の防災対策




1|日本の地震の実態


日本は、地球上でも最も地震活動が活発な地域の一つです。日本列島は4つのプレートが衝突する場所に位置しており、地震が頻繁に発生します。歴史を振り返ると、東日本大震災(2011年)や熊本地震(2016年)など、大規模な地震が多くの人命や財産を奪いました。特に熊本地震では、震度7の地震が2回も連続して発生し、数多くの余震が続きました。このような災害は、予測が難しく、地震の恐怖を私たちに再認識させました。地震はいつどこで起こるかわからないため、備えが欠かせません。

2|耐震性の重要性


地震に強い家を建てるためには、まず耐震性を確保することが重要です。耐震とは、建物が地震の揺れに耐えられるように強度や剛性を高めることです。建築基準法に基づく耐震等級は1から3までの3段階に分かれており、3が最も高いレベルです。耐震等級3の建物は、震度6強の地震にも耐えられるとされています。建物の強度だけでなく、バランスの取れた構造設計が求められます。例えば、高さや幅が均一でない建物や、大きな切り欠きや突出部がある建物は、地震の揺れによる歪みやひずみが生じやすいため、シンプルで対称的な形状が望ましいです。

3|制震技術の導入


耐震性を補完するためには、制震技術の導入も効果的です。制震とは、建物が地震の揺れを吸収し、その影響を最小限に抑える技術です。制震部材は、地震エネルギーを吸収し、逆の力を加えることで建物の揺れを抑制します。この技術により、建物内の家具や家電の転倒や破損を防ぎ、人々の安全を確保できます。さらに、制震部材は建物の外観や間取りに影響を与えないため、デザインや居住性に妥協することなく、地震に強い家を作ることができます。

4|耐震と制震の融合


地震に強い家づくりの鍵は、耐震と制震の二つの要素を組み合わせることです。耐震等級3を基準とし、さらに制震部材を取り付けることで、地震の被害を最小限に抑えることが可能です。特に、熊本地震のように複数回の大地震や余震が続く場合、制震技術が効果を発揮します。制震部材は、地震エネルギーを吸収し、余震による建物の揺れを軽減します。このようにして、より安全で安心な住まいを実現しましょう。

5|日常の防災対策


地震に強い家づくりだけでは、地震の被害を完全に防ぐことはできません。日頃からの防災意識と備えが重要です。具体的には、家具や家電の固定、非常用品の備蓄、避難経路や連絡方法の確認を行いましょう。また、地域の防災訓練やボランティア活動に参加することで、自分だけでなく、地域全体で協力して地震に対処できるようになります。日常の小さな備えが、大きな災害時に命を守る力となります。




関連サイト:日本制震システムDXカネシン


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よくある質問

  • モデルハウスはありますか?

    2018年8月に完成した体感型のモデルハウス兼事務所がございます。こちらは、代表の自宅を整備して造られたもので、見学は事前予約制です。住まいには、自然素材がふんだんに使用されており、木の香りが漂う広々とした室内空間が広がります。自然な温もりを感じる素材の床や、大きな窓から差し込む柔らかな自然光が、空間全体を包み込みます。丁寧な仕上げと職人技が施されており、年月を経るごとに木材の風合いや美しさが増します。自然素材の木材は独自の色合いや質感を持ち、外部と内部の両方でその美しさを楽しむことができます。この空間では、木の香りや質感、自然な温もりを五感で堪能でき、特別な癒やしの時間を過ごせます。自然素材の家の魅力を体感し、心地よいリラックスした時間をお楽しみください。

  • パッシブ設計とはどのようなものですか?

    パッシブ設計とは、自然の力を最大限に活用し、快適な暮らしを実現するデザインのことです。例えば、夏の日差しが強い時期には、深い庇や適切な植栽が直射日光を遮り、涼やかな日陰を作り出します。また、冬になると、低い位置にある太陽の光が部屋の奥まで届き、温かな陽光が室内を包み込みます。季節ごとの太陽の高さを考慮し、軒の出や植栽を計画することで、一年中快適な住環境が整います。さらに、家全体に風の通り道を設計し、窓を開けることで季節ごとの風触りや匂いを楽しむことができます。風がもたらす自然の音や香り、そして窓際から感じられる豊かな情報が、心を優しく癒し、日々の生活に潤いを与えてくれます。自然の力を取り入れることで、健康的で心地よい生活を実現しようという思いが込められています。例えば、春には新緑の香りが漂い、夏には木陰で涼を取り、秋には紅葉を楽しみ、冬には穏やかな陽だまりで過ごすことができます。

  • 耐震性についてはいかがでしょうか?

    家づくりにおいては、安全性と耐久性が最も重要です。全ての建物に対して、社内で厳密な構造計算を行い、地震に強い耐震等級3の基準を満たしています。この等級は、一般的な住宅よりも高い耐震性能を示します。建物が均等に揺れるように設計されており、偏らないバランスの取れた構造を実現しています。この設計により、地震が起きた時でも建物が安定し、安全に過ごせます。また、壁の強度は建築基準法の2倍以上に強化されています。これにより、衝撃にも強くなり、さらに安心感が増します。加えて、柱と壁の位置を一致させることで、構造全体の一体感と強度を高めています。想像してみてください。堅固な基礎の上にしっかりと組み上げられた骨組み、頑丈な壁に守られている安心感。そして、季節が巡ってもその形を変えずに立ち続ける住まい。地震などの災害時にも、この住まいなら安心して過ごせると感じられるでしょう。これらの厳しい基準を満たすことで、地震などの災害時にも安心して住み続けられる家づくりを目指しています。

会社概要

運営会社 有限会社 蜻蛉住宅設計事務所

受  賞  歴

第8回日本エコハウス大賞「奨励賞」

事業内容

木造住宅の設計・施工

基本概念

建築思想|ウェルビーイング住宅

年間棟数|年間4棟限定・丁寧な家づくりを提案

設計手法|五感に響くパッシブ設計

標準性能|UA値0.34・C値0.5・許容応力度計算+耐震等級3

全館空調|床下エアコン(階間、小屋裏)

換気方式|24時間全熱交換型換気システム(第一種)

厳選素材|八溝杉・山武杉・ドイツ漆喰・大谷石・鉄平石

助成制度|GX志向型住宅(160万円)

営業地域

茨城県南東部、千葉県北東部

設  立

平成17年4月1日(2005年)

資  本  金

500万円

ご連絡先

[e-mail]info@tombowhouse.jp [tel]050-3580-9854(IP)

免  許

設計事務所 茨城県知事登録 第B4806号(0204)

建設業 茨城県知事許可(般-02)第33240号

登  録

地盤保証 ジャパンホームシールド A14582
瑕疵保証 日本住宅保証検査機構 A8100726

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