エコ>人体の熱収支【茨城・注文住宅】

query_builder 2021/01/21
エコ
人体の熱収支

私たちは、暖房器具がくれる熱によって暖かくなるのだと考えがちですが、まずは発想を転換してみましょう。こうしたことは人体も熱を発しているという事実を意識することで理解しやすくなります。人体を暖房器具に換算すると、一人あたり約100ワットの発熱をしています。この100ワットの熱の捨て方が、快・不快を分けるのです。冬でもこの熱を捨てなければ暑いと感じる状態になるのですが、放っておくと捨てすぎてします。その理由を整理してみましょう。


熱の捨て方には、対流・放射(輻射)・伝導の三つのルートがあります。人体は発汗による気化熱で空気中に熱を捨てるとともに、放射によって、周囲の物質に熱を捨てています。ちょうど薪ストーブが熱を放射するように、温度の高いところから低いところへと熱が移っていきます。空気が十分暖かいとしても、壁や床、天井などの温度が低いと、人体はそこに向かって熱を多く捨ててしまします。もちろん、空気も壁や天井を暖めますが、空気から物体への熱の移動は速くありません。これは、風呂の残り湯がなかなか冷めないのと同じです。


冬季には、冷えた壁などに熱を捨てすぎてしまうため、人体は寒いと感じるわけです。断熱性の低い建物に入ると、ずしんと重い寒さを感じることがあります。エアコンをつけても寒い、ガラスに面した側の体が冷えるというのは、放射によって建物に熱を奪われているのです。暖房とは、このように室温だけでなく、人体が放射しすぎないように管理することが重要なのです。


人間の暮らし方、目的によって快適な環境をつくりだすために必要な管理は変わってきます。起きていれば100ワットの発熱体であっても、寝ているときは省電力になっています。就寝時にエアコンや薪ストーブをガンガンつける必要はありません。時と所と場合(TPO)に合わせた温熱環境管理を心掛けたいものです。

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