エコ>森林伐採【茨城・注文住宅】

query_builder 2021/11/27
エコ
森林伐採

森林伐採!大いにけっこう!そこらじゅうの木という木を、切って切って切りまくろうじゃありませんか!なんて威勢のいいことを言っていると「お前は環境を破壊する気か!」と怒鳴る人が出てきそうですが、ちょっとお待ちを──。少なくても日本の山の多くはいま、早く伐採しないとり返しのつかない局面まで追い詰められています。果物に食べごろがあるように、木にも切りごろ、使いごろがあります。


戦後、復興用の資材を大急ぎで確保した日本政府は、同時に植林にも励むよう号令をかけました。そのときの苗木が、その後立派に成長し、いま切りごろを迎えています。にもかかわらず、木材の自給率は41.8%(2020)で、まだまだ放置されたまま──。


この状態が続けば日本の山は早晩荒れ果てていくことでしょう。いまは木を植える男よりも、木を切りまくる男の出番です。木の家づくりは、伐採した木が倒れる音を合図に始まります。切られた木は適切な加工を施されながらゴールを目指します。真っ直ぐな針葉樹は柱や梁として、節だらけの木はボードなどの二次製品に、ちょっと曲がった広葉樹はフローリングの板になったり──。各自が身だしなみを整えながら、木は家の一部となっていくのです。ただ、木を切ることの意味は、それだけにとどまりません。木を切るという行為は、それだけで国土の保全に貢献します。もし、切ることをやめてしまえば、山は弱り、ふもとの里の風景は一変してしまうでしょう。


水資源は枯渇し、ガケは崩れ、土砂が下流に流れ出す。文字どおり、国土の崩壊が進んでいきます。山が弱っていく仕組みはこうです。本来切られるはずの木がそのまま放置され、木が密集していくと、日の光が根元まで届かず、木は満足に成長できなくなります。根は細くなり、土をしっかり保持する力も弱まります。下草も育ちませんから土壌の栄養分も枯れていくことに──。そんな弱々しい山に、もはや土砂災害を食い止める力は残されていません。あとは、気まぐれな暴風雨に狙われないよう手を合わせて祈るのみです。


山の「健康維持」に寄与しているのが、間伐という作業です。間伐とは、最終的に伐採する木をよりよく育てるために、周囲の木を段階的に間引いていく作業のことです。勘違いしている人が多いのですが、このとき間伐で伐採する木は不良品ではありません。若いので多少細いかもしれませんが立派に育っている木をあえて早めに切っているだけです。生育の過程で折れたり曲がったりした木(本当の不良品)を切る作業は、間伐ではなく除伐(じょばつ)といいます。間伐材はマジメで優秀な木ですから使っても安心です。お間違えなきよう──。

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