内断熱と外断熱

query_builder 2022/11/21
エコ
内断熱と外断熱

丈夫な骨格をもつ構造は当たり前の時代であって、断熱と気密性が重視されていない。上棟見学会などで構造について勉強される方は多いでしょうが、目に見えない断熱や気密性について勉強される方は、極端に少ないのが現実です。世の中には、いろいろな断熱工法があるが、大きく分けると内断熱(充填断熱)と外断熱(付加断熱)に分かれる。



内断熱・一般的な住宅(ローコスト系や建売住宅でよく採用されている充填式グラスウール)
メリット●全体的にコストを抑えられる●ロックウール、グラスウールなどの安価な断熱材、スピード施工が可能なため施工コストが安い
デメリット●温度差により建物が劣化しやすい●気密性が取りにくいため結露しやすい●各部屋に温度差が生じやすい●冷暖房にかかる光熱費が大幅に増える●結露や温度差によりカビやハウスダストが発生しやすくなり健康被害が出やすい●外部の騒音が気になる●ヒートショックの恐れがある●アトピー・喘息・シックハウスがおこりやすい

外断熱・高気密住宅(柱の外側に高性能な断熱材を施す工事方法)
メリット●柱の外側で建物全体を断熱するため、結露や温度差が発生しにくくなり、建物の寿命を飛躍的に伸ばすことができる●気密性が取りやすいため結露が発生しにくい●快適な環境を維持した上で、空調にかかる光熱費を大幅に抑える●アレルギー性症患の改善に効果的●外部の騒音が低減される●ヒートショックを軽減できる
デメリット●全体的にコスト高●断熱材が従来の内断熱工法の断熱材よりも割高●断熱や気密施工に手間がかかるので施工費がアップする●窓やドアにも断熱性にすぐれた製品を使用する

上記のように、内断熱にはデメリットがたくさんあり、外張り断熱が良いように感じます。ただ、最近の内断熱も高性能なものもあります。〝あわあわ〟で有名な吹付式発泡ウレタンや高性能なグラスウール+気密フィルム張り、いつも話題となるセルロースファイバー なども断熱と気密性能が取れることで高性能な住宅だと思います。

そして、現在では更に進歩し、外と内に断熱材をダブルに施した工事方法が徐々に増えています。この取組の切っ掛けは、エコ住宅の先進国である欧米の断熱基準レベル、言い換えれば世界標準レベル以上の断熱性能をもつ建物を普及させようというものです。この基準レベルをクリアすることで〝環境や健康への負担を軽減し〟世の中に大いに貢献できます。このように、建築的工夫である断熱と気密をしっかり施すことにより、四季を通して快適な室内空間を現実のものとし、永く安心して経済的・健康的な生活を手にすることができます。

NEW

  • 古き良き家

    query_builder 2022/12/08
  • 健康省エネ住宅の価格

    query_builder 2022/12/07
  • 床座が落ち着く

    query_builder 2022/12/07
  • ランドスケープ

    query_builder 2022/12/06
  • 景観法

    query_builder 2022/12/05

CATEGORY

ARCHIVE