北海道の暖かな遺産

query_builder 2024/05/10
エコ
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「健康になる家」とは、住まいが私たちの免疫力を向上させる家です。 免疫力が高まることで、心身の健康を守ることが可能になります。免疫力を高めるためには、ストレスや体の冷えなどの要因を減らすことが重要です。

ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱し、免疫細胞の機能を弱めることが知られています。これにより、心臓病や高血圧などの生活習慣病、またはうつ病や不眠症などの精神的な症状を引き起こす可能性があります。体の冷えも健康に悪影響を及ぼし、特に女性は寒さに敏感であり、冷えと発ガンの関係が指摘されています。一方で、体温を上げることで免疫力が向上することもわかっています。平熱が36℃未満の人は、がんになりやすいとされています。現代社会では、過剰な冷房が人々の体を冷やしてしまうことが問題となっています。冷暖房の適切な使用が求められます。

北海道のアイヌ文化期に建てられた竪穴式住居「チセ」は、この問題に対する解決策として注目されています。チセは、地面を掘り、柱や梁で屋根を支える木造建築で、屋根や壁には樹皮や茅、笹などの自然素材が使用されています。チセの最大の特徴は、床が地面そのものであることです。地面は一年中燃える囲炉裏の火で温められ、地中からの地熱も利用されます。その結果、チセは外気温よりも常に高い温度を保ち、冬季でも暖かく過ごせると言われています。

チセは自然と調和した地中熱を利用した住宅であり、人間の免疫力を高める効果が期待できます。チセに住むことで、ストレスを軽減し、体の冷えを防ぐメリットがあります。自然素材で作られたチセは、自然の香りや音によって癒しを提供します。また、囲炉裏の火は心を落ち着かせる効果があり、家族や仲間との共同生活を通じてコミュニケーションや支え合いが行えます。

チセは地面からの熱で床を暖かくし、足元から体を温めることができます。囲炉裏の火は体を暖めるだけでなく、食事やお茶などの温かいものを作ることも可能です。チセは外気温よりも高い温度を保ち、寒さに震えることがありません。

私たちはチセから多くを学ぶことができます。自然素材や地中熱を利用した住宅づくりは、「健康になる家」への一歩と言えるでしょう。自然と共生する家は、地球温暖化やエネルギー問題への対応も可能にします。

チセは古代から現代に至るまで、北海道の自然と人々の暮らしを支えてきた貴重な文化遺産です。私たちはその価値を認め、尊重し、未来へと引き継いでいく必要があります。


関連サイト:カムイと共に生きる上川アイヌ

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