新聞紙から生まれる断熱革命!セルロースファイバーの力。
暖かく、快適で、環境に優しい住まいを実現する新しい断熱工法。
これから冬になると、家の中が寒くて暖房をつけたくなりますよね。でも、暖房をつけると電気代が高くなったり、乾燥したり、カビが生えたりすることもあります。そんな悩みを解決してくれるのが、セルロースファイバー断熱工法です。この工法は、新聞紙を再利用して作ったふわふわの素材を、壁や屋根の隙間にぎっしり詰める方法です。この素材は、熱を逃がさないだけでなく、水分を調整したり、虫や火から守ったりするすごい力があります。
目次
1|セルロースファイバー断熱工法とは?
2|冬は暖かく、夏は涼しい
3|じめじめしない快適な室内環境
4|環境にやさしい素材
5|害虫や火事に強い安心感
6|音が響かない静かな住まい
7|他の断熱材との違いと優位性
8|まとめ
動画:株式会社デコス
1|セルロースファイバー断熱工法とは?
セルロースファイバー断熱工法は、リサイクルされた新聞紙を主原料とする断熱材を使用する工法です。この断熱材は、細かく砕かれた新聞紙にホウ酸を加えて作られます。ホウ酸は防虫・防火効果があり、断熱材の性能を向上させます。セルロースファイバーは、壁や屋根の隙間に吹き込むことで、隙間なく充填され、優れた断熱効果を発揮します。この素材は、熱を逃がさないだけでなく、水分を調整し、虫や火から守る力も持っています。
2|冬は暖かく、夏は涼しい
セルロースファイバーは、多くの空気の粒を含んでいるため、熱を通しにくい特性があります。これにより、外部の気温変化に影響されにくく、室内の温度を一定に保つことができます。冬は外の寒さを遮断し、室内の暖かさを保ち、夏は外の暑さを遮断し、室内を涼しく保ちます。また、セルロースファイバーは細かい隙間にも充填できるため、熱が逃げるのを防ぎ、エネルギー効率を高めます。これにより、年間を通じて快適な室内環境が維持され、エネルギーコストの削減にも寄与します。
3|じめじめしない快適な室内環境
セルロースファイバーは、木材と同様に水分を吸収したり放出したりする能力があります。これにより、室内の湿度を適切に調整し、カビやダニの発生を防ぎます。湿度が適切に保たれることで、快適な室内環境が実現し、健康にも良い影響を与えます。また、セルロースファイバーは自然素材であり、化学物質を含まないため、空気が清潔で健康的です。これにより、アレルギーや呼吸器系の問題を抱える人々にも適した選択肢となります。
4|環境にやさしい素材
セルロースファイバーは、主にリサイクルされた新聞紙から作られています。これにより、廃棄物の削減と資源の有効活用が図られます。また、製造過程においてもエネルギー消費が少なく、二酸化炭素の排出量も低いため、環境負荷が少ないです。さらに、セルロースファイバーは生分解性があり、廃棄後も環境に悪影響を与えません。これにより、持続可能な建築材料としての評価が高まっています。
5|害虫や火事に強い安心感
セルロースファイバーにはホウ酸が含まれており、これが防虫・防火効果を発揮します。ホウ酸はカビやシロアリなどの害虫に対して効果があり、建物の耐久性を高めます。また、ホウ酸は火に強く、火災が発生しにくい特性があります。万が一火災が発生しても、セルロースファイバーは燃えにくく、有害なガスを発生させません。これにより、住まいの安全性が向上し、安心して暮らすことができます。
6|音が響かない静かな住まい
セルロースファイバーは、壁や屋根の中にぎっしりと詰められるため、外部からの音や振動を効果的に吸収します。これにより、室内は静かで快適な環境が保たれます。特に、交通量の多い道路沿いや騒音の多い地域に住む場合、セルロースファイバー断熱工法は非常に有効です。また、室内での音も外に漏れにくく、プライバシーが保たれます。これにより、家族全員がリラックスできる静かな住環境が実現します。
7|他の断熱材との違いと優位性
セルロースファイバー断熱材は、他の断熱材と比較して多くの優位性があります。例えば、グラスウールや発泡スチロールと比べて、セルロースファイバーは自然素材であり、化学物質を含まないため、健康に優しいです。また、リサイクル素材を使用しているため、環境負荷が低く、持続可能な選択肢となります。さらに、セルロースファイバーは吸音性が高く、音の遮断効果が優れているため、静かな住環境を実現します。防虫・防火効果も他の断熱材に比べて高く、安心して使用できます。これにより、セルロースファイバーは多機能で高性能な断熱材として評価されています。
8|まとめ
セルロースファイバー断熱工法は、リサイクルされた新聞紙から作られた環境に優しい断熱材を使用し、冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境を提供します。この断熱材は、湿度調整、防虫・防火効果、音の遮断など多機能であり、エネルギー効率も高く、光熱費の削減にもつながります。さらに、自然素材を使用しているため、健康にも優しく、持続可能な未来を目指す方にとって最適な選択肢です。セルロースファイバー断熱工法を採用することで、快適で安全、そして環境に配慮した住まいを実現できます。
関連サイト:株式会社デコス
よくある質問
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杉板外壁とはどのようなものでしょうか?
杉板外壁は、日本の伝統建築に深く根ざした素材であり、美しさと機能性の再評価が進んでいます。特に地元産の杉板は、地域の気候に適しており、例えば近所の神社では長年にわたり手を加えずに美しさと耐久性を保っています。杉板外壁はその自然な木目の美しさが際立ち、外観に温かみを与えます。さらに、杉は再生可能な資源であり、環境に優しい素材です。外構に石材や植栽を組み合わせることで、自然と調和した風景をつくり出します。このように、杉板外壁は歴史的な実績、美しさ、機能性の点で現代建築において非常に魅力的な選択肢です。安心してお選びください。
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床下エアコンとはどのようなものでしょうか?
床下エアコンは、建物の床下に設置され、家全体の温度を均一に保つエアコンシステムです。市販の壁掛けエアコンを利用し、一つの空間として温度を管理するため、部屋ごとの温度差をなくし、移動時の不快感を軽減します。特に冬場には、温度変化による健康リスクやヒートショックの危険性を減少させ、安全で安心な室内環境を実現します。市販の壁掛けエアコンを使用することで設置費用を抑えられ、エネルギー効率の高いものを選ぶと運用コストも低くなります。また、設置や交換が簡単でメンテナンスもしやすいという利点があります。こうした床下エアコンは、快適な室内環境を保つための経済的かつ効果的な方法であり、住まい全体の温度を一括して管理し、快適さと健康を両立させる重要なシステムです。
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パッシブ設計とはどのようなものですか?
パッシブ設計とは、自然の力を最大限に活用して快適な暮らしを実現するデザインです。例えば、夏には深い庇や適切な植栽が直射日光を遮り、涼しい日陰を作ります。冬には低い太陽の光が部屋の奥まで届き、温かい陽光が室内を包みます。季節ごとの太陽の高さを考慮して軒の出や植栽を計画することで、一年中快適な住環境が整います。さらに、家全体に風の通り道を設計し、窓を開けることで季節ごとの風触りや匂いを楽しめます。風がもたらす自然の音や香りが心を癒し、日々の生活に潤いを与えます。春には新緑の香り、夏には木陰の涼しさ、秋には紅葉、冬には陽だまりと、四季折々の自然を楽しむことができます。
会社概要
運営会社 | 有限会社 蜻蛉住宅設計事務所 |
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受 賞 歴 |
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事業内容 |
提案型木造住宅の設計・施工 |
基本概念 |
建築思想|ウェルビーイング住宅 設計手法|五感に響くパッシブ設計 標準性能|UA値0.34・C値0.5・許容応力度計算+耐震等級3 主断熱材|セルロースファイバー[デコス] 全館空調|床下エアコン(階間、小屋裏) 換気方式|24時間全熱交換型換気システム[sumika] 厳選素材|八溝杉・山武杉・ドイツ漆喰・大谷石・鉄平石 助成制度|GX志向型住宅(160万円) |
営業地域 |
茨城県南東部、千葉県北東部 |
設 立 |
平成17年4月1日(2005年) |
資 本 金 |
500万円 |
ご連絡先 |
[e-mail]info@tombowhouse.jp [tel]050-3580-9854(IP) |
免 許 |
設計事務所 茨城県知事登録 第B4806号(0204) 建設業 茨城県知事許可(般-02)第33240号 |
登 録 |
地盤保証 ジャパンホームシールド A14582 |
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