新聞紙から生まれる断熱革命!セルロースファイバーの力。

query_builder 2024/09/14
エコ
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暖かく、快適で、環境に優しい住まいを実現する新しい断熱工法。

これから冬になると、家の中が寒くて暖房をつけたくなりますよね。でも、暖房をつけると電気代が高くなったり、乾燥したり、カビが生えたりすることもあります。そんな悩みを解決してくれるのが、セルロースファイバー断熱工法です。この工法は、新聞紙を再利用して作ったふわふわの素材を、壁や屋根の隙間にぎっしり詰める方法です。この素材は、熱を逃がさないだけでなく、水分を調整したり、虫や火から守ったりするすごい力があります。




目次
1|セルロースファイバー断熱工法とは?
2|冬は暖かく、夏は涼しい
3|じめじめしない快適な室内環境
4|環境にやさしい素材
5|害虫や火事に強い安心感
6|音が響かない静かな住まい

7|他の断熱材との違いと優位性

8|まとめ




動画:株式会社デコス


1|セルロースファイバー断熱工法とは?


セルロースファイバー断熱工法は、リサイクルされた新聞紙を主原料とする断熱材を使用する工法です。この断熱材は、細かく砕かれた新聞紙にホウ酸を加えて作られます。ホウ酸は防虫・防火効果があり、断熱材の性能を向上させます。セルロースファイバーは、壁や屋根の隙間に吹き込むことで、隙間なく充填され、優れた断熱効果を発揮します。この素材は、熱を逃がさないだけでなく、水分を調整し、虫や火から守る力も持っています。

2|冬は暖かく、夏は涼しい


セルロースファイバーは、多くの空気の粒を含んでいるため、熱を通しにくい特性があります。これにより、外部の気温変化に影響されにくく、室内の温度を一定に保つことができます。冬は外の寒さを遮断し、室内の暖かさを保ち、夏は外の暑さを遮断し、室内を涼しく保ちます。また、セルロースファイバーは細かい隙間にも充填できるため、熱が逃げるのを防ぎ、エネルギー効率を高めます。これにより、年間を通じて快適な室内環境が維持され、エネルギーコストの削減にも寄与します。

3|じめじめしない快適な室内環境


セルロースファイバーは、木材と同様に水分を吸収したり放出したりする能力があります。これにより、室内の湿度を適切に調整し、カビやダニの発生を防ぎます。湿度が適切に保たれることで、快適な室内環境が実現し、健康にも良い影響を与えます。また、セルロースファイバーは自然素材であり、化学物質を含まないため、空気が清潔で健康的です。これにより、アレルギーや呼吸器系の問題を抱える人々にも適した選択肢となります。

4|環境にやさしい素材


セルロースファイバーは、主にリサイクルされた新聞紙から作られています。これにより、廃棄物の削減と資源の有効活用が図られます。また、製造過程においてもエネルギー消費が少なく、二酸化炭素の排出量も低いため、環境負荷が少ないです。さらに、セルロースファイバーは生分解性があり、廃棄後も環境に悪影響を与えません。これにより、持続可能な建築材料としての評価が高まっています。

5|害虫や火事に強い安心感


セルロースファイバーにはホウ酸が含まれており、これが防虫・防火効果を発揮します。ホウ酸はカビやシロアリなどの害虫に対して効果があり、建物の耐久性を高めます。また、ホウ酸は火に強く、火災が発生しにくい特性があります。万が一火災が発生しても、セルロースファイバーは燃えにくく、有害なガスを発生させません。これにより、住まいの安全性が向上し、安心して暮らすことができます。

6|音が響かない静かな住まい


セルロースファイバーは、壁や屋根の中にぎっしりと詰められるため、外部からの音や振動を効果的に吸収します。これにより、室内は静かで快適な環境が保たれます。特に、交通量の多い道路沿いや騒音の多い地域に住む場合、セルロースファイバー断熱工法は非常に有効です。また、室内での音も外に漏れにくく、プライバシーが保たれます。これにより、家族全員がリラックスできる静かな住環境が実現します。

7|他の断熱材との違いと優位性


セルロースファイバー断熱材は、他の断熱材と比較して多くの優位性があります。例えば、グラスウールや発泡スチロールと比べて、セルロースファイバーは自然素材であり、化学物質を含まないため、健康に優しいです。また、リサイクル素材を使用しているため、環境負荷が低く、持続可能な選択肢となります。さらに、セルロースファイバーは吸音性が高く、音の遮断効果が優れているため、静かな住環境を実現します。防虫・防火効果も他の断熱材に比べて高く、安心して使用できます。これにより、セルロースファイバーは多機能で高性能な断熱材として評価されています。

8|まとめ


セルロースファイバー断熱工法は、リサイクルされた新聞紙から作られた環境に優しい断熱材を使用し、冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境を提供します。この断熱材は、湿度調整、防虫・防火効果、音の遮断など多機能であり、エネルギー効率も高く、光熱費の削減にもつながります。さらに、自然素材を使用しているため、健康にも優しく、持続可能な未来を目指す方にとって最適な選択肢です。セルロースファイバー断熱工法を採用することで、快適で安全、そして環境に配慮した住まいを実現できます。




関連サイト:株式会社デコス

よくある質問

  • 杉板外壁とはどのようなものでしょうか?

    杉板外壁は、日本の伝統建築で使われてきた素材で、美しさと機能性が再評価されています。地元産の杉板は地域の気候に適しており、耐久性が高く、長年にわたり手入れをせずとも美しさを保ちます。自然な木目が外観に温かみを与え、再生可能な資源であるため環境にも優しいです。石材や植栽と組み合わせることで、自然と調和した景観を作り出します。歴史的実績、美しさ、機能性の面で、現代建築においても魅力的な選択肢です。

会社概要

運営会社 有限会社 蜻蛉住宅設計事務所

受  賞  歴

第8回日本エコハウス大賞「奨励賞」

事業内容

提案型木造住宅の設計・施工

基本概念

建築思想|ウェルビーイング住宅

設計手法|五感に響くパッシブ設計

地盤対策│基礎下免震工法(保証1億)[SG工法

標準性能|UA値0.34、C値0.5、許容応力度計算+耐震等級3

主断熱材|セルロース断熱[アップルゲート

火災保険│準耐火構造(T構造)

全館冷暖|床下エアコン(階間、小屋裏)

換気方式|24時間全熱交換型換気システム[sumika

厳選素材|八溝杉、山武杉、土佐和紙、ドイツ漆喰、鉄平石

太陽電池|高効率N型モジュール

AI機能|エネルギーマネジメントシステム[AiSEG3

助成制度|GX志向型住宅(160万円)

設  立

平成17年4月1日(2005年)

ご連絡先

[e-mail]info@tombowhouse.jp [tel]050-3580-9854(IP)

免  許

設計事務所 茨城県知事登録 第B4806号(0704)

建設業 茨城県知事許可(般-07)第33240号

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