全館冷暖房

query_builder 2022/09/17
健康の話
全館冷暖房

断熱・気密をいくら良くしても、実際に冷房や暖房をしなければ、家は涼しくならないし暖かくもなりません。もちろん冷房で冷やした空気や、暖房で暖めた空気を外に逃がさないという意味では、断熱・気密の悪い家より、良い家のほうが優れていることは当り前です。

多くの住宅会社は〝うちはパネル工法だから冷暖房効率がいい〟とか〝我が社の内壁外壁は断熱性能が高いので冷暖房効率がいい〟などとアピールしています。でも本当に大切なことは〝構造的に断熱・気密を良くした上でどのように合理的な冷暖房計画をするのか〟ということなのです。

断熱材で構造体(家全体)を、柱の外側からすっぽりと包み込む付加断熱(外断熱)を施すことで、断熱と気密をしっかりと担保し、少ないエネルギーで全館冷暖房の家づくりが容易に可能となります。しかし日本では、各部屋にエアコンや暖房器具を設置して、個別に部屋を冷暖房する〝局所冷暖房〟が主流です。局所冷暖房の欠点は、部屋によって温度が違うということ。冷房の場合はまだいいのですが、暖房での温度差は大変危険です。



2020年の厚生労働省の発表によると、住宅内死亡事故の第一位が〝浴室内で起きている溺死及び溺水〟実に死因全体の39.8%におよぶ高数値です。これは室温の違いが原因です。暖かい居室から寒いお風呂やトイレに行くと温度が下がるため、一気に血圧が上がります。お風呂に入るため服を脱ぎますが、このときに血圧は急激に上昇します。そして温かいお風呂に入ると急激に下降します。この急激な血圧の上昇と下降が倒れる原因です。またトイレも同様に危険です。〝失った健康は戻ってきません〟大切な家族の身体のことを第一におもうのなら、局所冷暖房は止め「全館冷暖房」を考えてみてはいかがでしょうか。


動画:日本ERI

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