健康を守る家。

query_builder 2024/05/25
健康の話
微妙な関係

健康を守る家。


新築の家は新しい生活のスタートを意味しますが、その美しい始まりが健康リスクに繋がることも。シックハウス症候群とは何か、その原因と予防策について、私たちの住環境を見直し、より安全で快適な空間を作り出す方法を探ります。無垢材や自然素材の利用、環境に配慮した設計により、健康的な住まいを実現しましょう。新しい家、新しい始まり、そして健康を第一に考えた賢明な選択が、長期的な幸福への鍵です。




目次

1|新築の家と健康上のリスク

2|シックハウス症候群の原因

3|自然素材の利用

4|加工材料の選択と管理

5|健康的な住環境のための家の設計

6|まとめ




1|新築の家と健康上のリスク


新築の家は夢の実現を象徴するものです。しかし、その夢が時として健康上の悪夢に変わることがあります。新しい家の匂いが、隠された見えない危険、シックハウス症候群の兆候であることもあります。

2|シックハウス症候群の原因


新築の家の匂いは、化学物質の放出と関連していることが多いです。建材や仕上げ材料に含まれるこれらの化学物質は、時間とともに室内空気に放出され、ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)などが目や鼻の刺激、頭痛、吐き気といった症状を引き起こす可能性があります。

3|自然素材の利用


シックハウス症候群を防ぐ方法の一つは、化学物質の少ない自然素材を使用することです。無垢の木、珪藻土、漆喰などは、室内の有害物質を減らし、湿度を調節し、空気を浄化する効果があります。

4|加工材料の選択と管理


自然素材だけが答えではありません。加工材料を使用する場合でも、接着剤や防カビ剤の使用を厳しく管理し、環境に配慮した認証を受けた製品を選ぶことで、室内の空気質を改善できます。

5|健康的な住環境のための家の設計


家の設計自体が、健康的な住環境を作り出す鍵です。十分な換気、自然光の利用、室内植物の配置など、環境に優しい設計は、シックハウス症候群のリスクを減らし、住む人々の幸福感を高めます。


6|まとめ


新しい家は新しい始まりを意味しますが、その始まりが健康を害しないように、賢明な材料選びと設計が求められます。シックハウス症候群に対する意識を高め、安全で快適な住空間を実現するためには、私たち一人一人が建築材料や住環境についての知識を深め、適切な選択をすることが不可欠です。




関連サイト:『シックハウス症候群』を発症すると現れる症状・原因物質はご存知ですか?

よくある質問

  • 杉板外壁とはどのようなものでしょうか?

    杉板外壁は、日本の伝統建築に深く根ざした素材であり、美しさと機能性の再評価が進んでいます。特に地元産の杉板は、地域の気候に適しており、例えば近所の神社では長年にわたり手を加えずに美しさと耐久性を保っています。杉板外壁はその自然な木目の美しさが際立ち、外観に温かみを与えます。さらに、杉は再生可能な資源であり、環境に優しい素材です。外構に石材や植栽を組み合わせることで、自然と調和した風景をつくり出します。このように、杉板外壁は歴史的な実績、美しさ、機能性の点で現代建築において非常に魅力的な選択肢です。安心してお選びください。

  • 床下エアコンとはどのようなものでしょうか?

    床下エアコンは、建物の床下に設置され、家全体の温度を均一に保つエアコンシステムです。市販の壁掛けエアコンを利用し、一つの空間として温度を管理するため、部屋ごとの温度差をなくし、移動時の不快感を軽減します。特に冬場には、温度変化による健康リスクやヒートショックの危険性を減少させ、安全で安心な室内環境を実現します。市販の壁掛けエアコンを使用することで設置費用を抑えられ、エネルギー効率の高いものを選ぶと運用コストも低くなります。また、設置や交換が簡単でメンテナンスもしやすいという利点があります。こうした床下エアコンは、快適な室内環境を保つための経済的かつ効果的な方法であり、住まい全体の温度を一括して管理し、快適さと健康を両立させる重要なシステムです。

  • パッシブ設計とはどのようなものですか?

    パッシブ設計とは、自然の力を最大限に活用して快適な暮らしを実現するデザインです。例えば、夏には深い庇や適切な植栽が直射日光を遮り、涼しい日陰を作ります。冬には低い太陽の光が部屋の奥まで届き、温かい陽光が室内を包みます。季節ごとの太陽の高さを考慮して軒の出や植栽を計画することで、一年中快適な住環境が整います。さらに、家全体に風の通り道を設計し、窓を開けることで季節ごとの風触りや匂いを楽しめます。風がもたらす自然の音や香りが心を癒し、日々の生活に潤いを与えます。春には新緑の香り、夏には木陰の涼しさ、秋には紅葉、冬には陽だまりと、四季折々の自然を楽しむことができます。

会社概要

運営会社 有限会社 蜻蛉住宅設計事務所

受  賞  歴

第8回日本エコハウス大賞「奨励賞」

事業内容

提案型木造住宅の設計・施工

基本概念

建築思想|ウェルビーイング住宅

設計手法|五感に響くパッシブ設計

標準性能|UA値0.34、C値0.5、許容応力度計算+耐震等級3

主断熱材|セルロースファイバー[デコス

全館空調|床下エアコン(階間、小屋裏)

換気方式|24時間全熱交換型換気システム[sumika

厳選素材|八溝杉、山武杉、ドイツ漆喰、大谷石、鉄平石

助成制度|GX志向型住宅(160万円)

営業地域

茨城県南東部、千葉県北東部

設  立

平成17年4月1日(2005年)

資  本  金

500万円

ご連絡先

[e-mail]info@tombowhouse.jp [tel]050-3580-9854(IP)

免  許

設計事務所 茨城県知事登録 第B4806号(0204)

建設業 茨城県知事許可(般-02)第33240号

登  録

地盤保証 ジャパンホームシールド A14582
瑕疵保証 日本住宅保証検査機構 A8100726

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