冬の寒さを撃退!足元から始める暖かい家づくり。

query_builder 2024/09/05
健康の話
体感温度

足元の冷えを解消し、健康で快適な冬を過ごすための秘訣。

冬になると、家の中でも寒さを感じることがあります。特に足元が冷たくて、靴下やスリッパを履いても暖まらないという経験はありませんか?それは、家の断熱・気密が不十分で、上下で温度差が生じているからかもしれません。上下温度差は、体の不調やストレスの原因になりますので、解消することが大切です。今回は、上下温度差の問題点と、その解決策についてお話しします。




目次
1|上下温度差とは?
2|上下温度差がもたらす健康への影響
3|断熱・気密の重要性
4|効果的な暖房方法
5|上下温度差を解消するための具体的な対策
6|まとめ




1|上下温度差とは?


上下温度差とは、空間の高さによって温度が異なる現象を指します。これは空気の性質に起因します。空気は温められると膨張し、密度が低くなって軽くなります。一方、冷やされると収縮し、密度が高くなって重くなります。このため、暖房を使用しても、温かい空気は天井付近にたまりやすく、床付近は冷たいままになることが多いのです。このように、空間の上下で温度差が生じると、下降気流という現象が発生します。下降気流は、床付近の冷たい空気が重力の影響で下に落ちていく現象です。これにより、足元はさらに冷えてしまい、足元がスースーすると感じることがあります。


2|上下温度差がもたらす健康への影響


上下温度差は、体にさまざまな悪影響を及ぼします。まず、体はどこに合わせて体温調整をすればよいのか分からなくなり、自律神経が乱れる原因となります。自律神経は、体の状態を一定に保とうとする神経ですが、これが乱れると体全般に不調が現れます。具体的には、足腰の冷え、肩こり、いらいら、不眠、生理不順などが挙げられます。特に女性は男性よりも寒さに弱いため、上下温度差による自律神経失調症になりやすいと言われています。また、上下温度差は血圧を高くする傾向があります。血圧が高くなると、心臓や脳の血管障害を引き起こしやすくなります。高齢者にとっても、上下温度差は危険な要因となります。



3|断熱・気密の重要性


上下温度差は、建物の断熱・気密性能によって大きく変わります。断熱とは、熱の移動を防ぐことを指し、気密とは空気の漏れを防ぐことを指します。断熱・気密性能が高い家は、魔法瓶のように家全体を保温することができるため、上下温度差が小さくなります。逆に、断熱・気密性能が低い家は、外気との熱交換や空気の流出が多くなるため、上下温度差が大きくなります。これにより、暖房効率が悪くなり、エネルギー消費も増加します。

4|効果的な暖房方法


暖房の方式を工夫することも、上下温度差を解消するために重要です。例えば、床暖房のように足元から温める方法がおすすめです。これにより、足元の温度を上げて、上下温度差を小さくすることができます。一方、エアコンのように上から温風で温める方法は、上下温度差を拡大するだけでなく、乾燥やホコリの問題も引き起こすため、避けた方が良いでしょう。その他にも、ラジエーターやパネルヒーターなど、部屋全体を均一に温める暖房器具を使用することが効果的です。

5|上下温度差を解消するための具体的な対策


上下温度差を解消するためには、断熱・気密性能を高めることが必要です。具体的には、壁や天井、窓などに断熱材や気密シートを施工することが効果的です。これにより、外気との熱交換や空気の流出を減らすことができます。また、暖房器具の選び方や配置にも工夫が必要です。例えば、床暖房やラジエーターを使用することで、足元から効率的に温めることができます。さらに、サーキュレーターやファンを使用して、部屋全体の空気を循環させることで、温度の均一化を図ることも有効です。


6|まとめ


上下温度差を解消することで、体の不調やストレスを軽減することができます。断熱・気密性能を高め、効果的な暖房方法を取り入れることで、快適な冬を過ごすことができます。ぜひ、これらの対策を参考にして、健康で暖かい冬をお過ごしください。




関連サイト:「冷え症」による自律神経の乱れで体調不良も

よくある質問

  • 杉板外壁とはどのようなものでしょうか?

    杉板外壁は、日本の伝統建築で使われてきた素材で、美しさと機能性が再評価されています。地元産の杉板は地域の気候に適しており、耐久性が高く、長年にわたり手入れをせずとも美しさを保ちます。自然な木目が外観に温かみを与え、再生可能な資源であるため環境にも優しいです。石材や植栽と組み合わせることで、自然と調和した景観を作り出します。歴史的実績、美しさ、機能性の面で、現代建築においても魅力的な選択肢です。

会社概要

運営会社 有限会社 蜻蛉住宅設計事務所

受  賞  歴

第8回日本エコハウス大賞「奨励賞」

事業内容

提案型木造住宅の設計・施工

基本概念

建築思想|ウェルビーイング住宅

設計手法|五感に響くパッシブ設計

地盤対策│基礎下免震工法(保証1億)[SG工法

標準性能|UA値0.34、C値0.5、許容応力度計算+耐震等級3

主断熱材|セルロース断熱[アップルゲート

火災保険│準耐火構造(T構造)

全館冷暖|床下エアコン(階間、小屋裏)

換気方式|24時間全熱交換型換気システム[sumika

厳選素材|八溝杉、山武杉、ドイツ漆喰、鉄平石、大谷石

エネルギー|自家消費型太陽光発電、非化石

AI機能|エネルギーマネジメントシステム[AiSEG3

助成制度|GX志向型住宅(160万円)

設  立

平成17年4月1日(2005年)

ご連絡先

[e-mail]info@tombowhouse.jp [tel]050-3580-9854(IP)

免  許

設計事務所 茨城県知事登録 第B4806号(0704)

建設業 茨城県知事許可(般-07)第33240号

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