お金の話>ライフサイクルコスト

query_builder 2022/02/01
お金の話
ライフサイクルコスト

家づくりを検討されるときに皆さん言われるのが「坪単価いくらですか?」と聞かれます。非常に初歩的な話ですが、家を建てられるときが35歳として、一般的に85~90歳まで生きられるとしたら、下記図を見ると分かるように、建築費というのは非常に少ないのです。実は、光熱費や修繕費、場合によっては30年目に大規模なリフォーム費用が掛かり、それでも結局長持ちしないから建替えになる。結局こういう費用が掛かります。皆さん家を建てるときに、多くの方が建築費や住宅ローンのことばかり考えていて、後々押し寄せるランニングコストが見えず「安物買いの銭失い」といった負の連鎖に陥ってはいないでしょうか?マンションを買われた方は、よくお分かりかと思いますが「修繕積立金・管理費」というものがあり、月々だいたい1~2万円くらいは、皆さん払っています。住宅ローンとは別にです。



実は、戸建住宅の方がそれよりもお金が掛かります。例えば、住宅産業協会という一般的な建材メーカーやハウスメーカーが運営されている団体で発行している「住まいのメンテナンススケジュール」というものがある。そこには、屋根・外壁・バルコニー・窓・室内のフローリング・クロスというかたちで、メンテナンスにこのくらいの予算をみてくだいといったことが書かれています。


例えば、屋根ですが10年目に表面塗装で40~50万円、外壁の表面塗装で60~80万円、サイディングの目地(コーキング)の打ち替えがだいたい30~40万円、それに伴う足場代は別。一般的に10年に1回200万円くらい掛かって、10年目20年目とお金を掛けて30年目には、屋根の葺き替えで100~150万円、外壁の張り替えで200~300万円、それでまた足場代は別です。ということで、ものすごくお金が掛かります。


内装には、一般的に多い複合フローリングですが、合板(べニア板)の上に薄い木を張っているだけですので、10年くらいすると椅子の足元など強く力が掛かる部分が痛み剥がれたりする。ですので、フローリングも部分補修を繰り返しながら、30年目には張り替えと書かれている。これが1㎡あたり1万5千~2万円、100㎡だとしたら150~200万円、当然床を張り替えるときは、キッチンを外したりと様々な絡みがあり大変である。有名なハウスメーカーだと、10年目にだいたい300~400万円、20年目も300~400万円、30年目には1,000~1,500万円くらい掛かるということが書かれています。


ポジショントーク的な話になりますが、トンボハウスの住まいはどうかというと。屋根に関しては、耐震性を考慮して軽くて丈夫なタテ葺きの金属屋根(タテハゼ葺き)を施します。タテ葺きにすることで、横継ぎが無くなり雨漏りのリスクが低下。更に汚れも落ちやすく(流れやすく)美観的にも優れています。素材には、通常のガルバリウム鋼板の3倍超の耐食性をもつ「次世代ガルバリウム鋼板」を採用しており、原板の穴あき保証が長期間(25年間)あり頼りになる。保証期間が過ぎて数年経過したころで、状態をみながら葺き替えを検討していきます。実際、葺き替えとなってもシンプルな屋根形状を基本設計としているため、安価に葺き替えができます。また、金属屋根は容易にリサイクルできるため、産廃も少なく家計にも環境にも優しいわけです。


外壁に関しては、全面に「杉板」を張ることによりメンテナンスフリーとしており、仮に痛みがあっても部分的に簡単に張り替えが出来るような造りになっています。杉板自体、何十年経ってもどこにでもあり安価な素材ですので後々の修繕費も抑えられます。古来から杉は木造船や酒樽にも使われるように、水に強く、冬に凍害になる心配はありません。かなりの耐久性があり、近くの山で入手が容易であったことなどから、柱や造作に使うだけでなく、杉板の下見板まで幅広く利用され「家は杉でつくる」ということが基本になります。天然素材なので、雨がかかり湿気をおびた場所では腐朽菌で冒されて劣化する。しかし、雨に濡れてもすぐに乾き湿気をおびない状態では極めて長持ちします。具体的にはあなたの近所の神社の外壁(帯戸)は、木の板ではないでしょうか。何も塗らず何十年とほったらかしでも問題は無い、歴史的に実証された最も長持ちする外壁仕上げです。


そう考えると、一般的な住宅の修繕費と比較しても圧倒的に修繕費を抑えることができます。


内装に関しては、床には木材そのままの無垢板を張っていますので、張り替える必要がありません。30~40年目にどうしても傷がついていて汚いなと思っても、サンダーなどで表面を削り、自然塗料で仕上げればキレイになります。壁も天井も漆喰塗りですので、汚れが気になった際は、何度でも重ねて塗ることができる。


ちなみにトンボハウスの基本性能レベル(HEAT20-G2/UA値0.34W/㎡k)の住宅が、仮に一般的な住宅(建売・ローコスト系:2千万円位)より500~600万円高かったとします。10~15年くらい経つとランニングコストが追いつき同じ位の価格となり、30年経ったら500万円くらい安くなり、ましてや一般的な住宅では断熱性は低く気密が取れていないので、壁内結露による腐れやシロアリ被害などが発生しやすく、構造(土台・柱など)などが痛みやすいため、だいたい40年くらいで壊れて建て替えになってしまいます。



住宅における一生涯払う金額が、トンボハウスの住宅であれば世帯差を考慮して盛り気味にみても50年で5,000万円以下になります。初期建築費はトンボハウスの方が500万円ほど高いですが、一般的な住宅を建てると50年で8,000千万円を超えてきます。トンボハウスの掲げるコンセプト「ロングライフデザイン」を基に、修理や交換などをしながら100年を超えて長く残せる住まいの創造こそが、つくり手として愛に満ち溢れたカタチではないでしょうか。

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