住宅ローン金利

query_builder 2022/06/16
お金の話
住宅ローン金利

住宅を建築する際に、建築資金はどこに支払うのか。当たり前ですが、住宅会社に支払うことになります。しかし、よく考えてみると借入先である銀行に月々支払います。そうなんです。現金で建てる方は別として、お客様は住宅ローンで借り入れを起こすので、実際に支払うのは銀行ということになります。目先の建築費が気になるかもしれませんが、実は建築費ばかりみていても意味がありません。



上の表をご覧ください。これは、現在の変動金利(安い金利)にて住宅ローンを35年間借り入れる設定とし、年収の20%を返済額に当てた場合、いくら借入が可能なのかを導いた表です。例えば、年収400万円の人は、2,531万円と言うことですね。借入額は、いわゆる〝アパートの家賃並み〟らくらく返済できる水準と言えるでしょう。さて、下の表を見てください。借り入れ条件の金利を少し上げてみました。



35年固定金利(フラット35)の1.356%という金利です。長いスパンで見ればありうる金利水準です。年収400万円の人が先ほどと同じ位の金額を借りようとすると返済比率が23%になるということがこれによって説明されております。この水準だと当初よりも苦しくはなったが払い続けられる水準です。返済比率を20%程度にしておくということは、金利が仮に上がっても大丈夫だと言うことが分かります。ただし、土地と建物を同時で手に入れる人は、この水準では間に合わないケースが多く返済比率が23%以上になることが多いようです。


さて次に、この表を別の切り口で見てみましょう。年収400万円の人が、返済比率20%で借りられる金額の大きさは金利が変わるとどう変わったでしょうか。【0.585% = 2,531万円】【1.356% = 2,228万円】と言うことになります。なんだか0.585と1.356などといわれるとあまり大差がないように思われるかもしれませんが、実のところ大きな差があるわけです。

仮に、建築費総額=借入金額だとすると、まったく同じ人でも金利が〝0.585%の時=本格的な良質な住宅〟〝1.356%の時=並みの水準の量産住宅〟ということになるわけです。と言うことで、分かってもらえたでしょうか。結局は借り入れで家を建てるのだから、借りられた範囲の中でしか建築できません。銀行借り入れのTPO(いつどこで借りるのか)ちゃんとタイミングを見計らってやることが大事なんです。

時は今から30年前。だいぶ前のことですが大昔ではないはず。さて、金利は何%だったでしょうか?答え:4.2%でした。バブルが崩壊し始めていたが、まだ金利はやや高かった時の時代です。上の条件でいくと【0.585% = 2,531万円】【1.356% = 2,228万円】【4.2% = 1,465万円】です。ここまで差があると唖然ですね。もうコミコミ超激安住宅しか選択肢はありません。

コロナ禍により地方の居住用不動産への需要が高止まりするなか、銀行間の住宅ローン貸出競争が激化し、金利が激安になっている今だからこそ まともな家が建てられる。でも、世が変化すればそうではない。普通の世帯でもいい家に手が届くというのも今のうちなのかもしれません。


※住宅ローンの仕組みについてはこちらより

※住宅ローンの最新情報はこちらより

※つなぎ融資の賢いやり方はこちらより

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