借入金と返済のバランス

query_builder 2024/04/10
お金の話
借入金

住宅ローンを検討する際には、建築費のみならず、銀行への返済計画も考慮することが重要です。借入条件によっては、同じ建築費であっても返済額が大きく異なることがあり、ライフプランに合わない場合には生活が困難になり、最悪の場合、家を手放さなければならないことも考えられます。また、希望する借入ができない場合には、建築が不可能になることもあります。

借入の健全性を判断するためには、「どこからいくら借りて、いくら返すのか」を明確にすることが重要です。返済比率は返済額を年収で割ったものであり、借入の安全度を推測する指標として、融資の審査においても重要な判断基準となります。一般的に、返済比率が20~25%であれば適正とされています。

返済比率が20%以下であれば、家賃並みの返済で済むため、借入を意識させない水準です。しかし、返済比率が30%に達すると、余暇活動の予算が削られ、ローンが負担に感じられるようになります。

景気が良い時期には積極的に借入を行う人が多いですが、最近では慎重な姿勢を取る人が増えています。返済比率が20%であれば納得できますが、25%になると躊躇する人が多いです。土地を含めた計画で返済比率を20%に抑えるのは、収入が高い人に限られ、一般的には25~30%までの借入が見られます。

借入のシミュレーションでは、借入方式や金利の変動により、予想と実際の計算が異なることがあります。例えば、月々の支払いが4000万円の借入を予想していたものが、金利が低くなることで4300万円の返済と同じになることもあります。また、ローコスト系ハウスメーカーの営業マンが初回面談時に簡易的に計算した結果、適正借入額が3000万円だと言われたが、詳細な計算を行うと3500万円が適正であることがわかることもあります。建築の余地がある場合や、その逆に車のローンなどが影響して借入が難しいケース、またはカードの返済履歴による信用情報の問題で借入が不可能になるケースもあります。

したがって、概算的な資金計画を立て、銀行で事前審査を受けた上で、土地購入と建物の請負契約を進めることが重要です。資金相談や銀行の審査を行わずに土地購入を進めると、結果としてローコスト住宅しか建てられない可能性があります。これらの点を考慮して、賢明な決断を下すことが求められます。


関連サイト:借入可能額シュミレーション返済額シュミレーション

よくある質問

  • 杉板外壁とはどのようなものでしょうか?

    杉板外壁は、日本の伝統建築に深く根ざした素材であり、美しさと機能性の再評価が進んでいます。特に地元産の杉板は、地域の気候に適しており、例えば近所の神社では長年にわたり手を加えずに美しさと耐久性を保っています。杉板外壁はその自然な木目の美しさが際立ち、外観に温かみを与えます。さらに、杉は再生可能な資源であり、環境に優しい素材です。外構に石材や植栽を組み合わせることで、自然と調和した風景をつくり出します。このように、杉板外壁は歴史的な実績、美しさ、機能性の点で現代建築において非常に魅力的な選択肢です。安心してお選びください。

  • 床下エアコンとはどのようなものでしょうか?

    床下エアコンは、建物の床下に設置され、家全体の温度を均一に保つエアコンシステムです。市販の壁掛けエアコンを利用し、一つの空間として温度を管理するため、部屋ごとの温度差をなくし、移動時の不快感を軽減します。特に冬場には、温度変化による健康リスクやヒートショックの危険性を減少させ、安全で安心な室内環境を実現します。市販の壁掛けエアコンを使用することで設置費用を抑えられ、エネルギー効率の高いものを選ぶと運用コストも低くなります。また、設置や交換が簡単でメンテナンスもしやすいという利点があります。こうした床下エアコンは、快適な室内環境を保つための経済的かつ効果的な方法であり、住まい全体の温度を一括して管理し、快適さと健康を両立させる重要なシステムです。

  • パッシブ設計とはどのようなものですか?

    パッシブ設計とは、自然の力を最大限に活用して快適な暮らしを実現するデザインです。例えば、夏には深い庇や適切な植栽が直射日光を遮り、涼しい日陰を作ります。冬には低い太陽の光が部屋の奥まで届き、温かい陽光が室内を包みます。季節ごとの太陽の高さを考慮して軒の出や植栽を計画することで、一年中快適な住環境が整います。さらに、家全体に風の通り道を設計し、窓を開けることで季節ごとの風触りや匂いを楽しめます。風がもたらす自然の音や香りが心を癒し、日々の生活に潤いを与えます。春には新緑の香り、夏には木陰の涼しさ、秋には紅葉、冬には陽だまりと、四季折々の自然を楽しむことができます。

会社概要

運営会社 有限会社 蜻蛉住宅設計事務所

受  賞  歴

第8回日本エコハウス大賞「奨励賞」

事業内容

提案型木造住宅の設計・施工

基本概念

建築思想|ウェルビーイング住宅

設計手法|五感に響くパッシブ設計

標準性能|UA値0.34、C値0.5、許容応力度計算+耐震等級3

主断熱材|セルロースファイバー[デコス

全館空調|床下エアコン(階間、小屋裏)

換気方式|24時間全熱交換型換気システム[sumika

厳選素材|八溝杉、山武杉、ドイツ漆喰、大谷石、鉄平石

助成制度|GX志向型住宅(160万円)

営業地域

茨城県南東部、千葉県北東部

設  立

平成17年4月1日(2005年)

資  本  金

500万円

ご連絡先

[e-mail]info@tombowhouse.jp [tel]050-3580-9854(IP)

免  許

設計事務所 茨城県知事登録 第B4806号(0204)

建設業 茨城県知事許可(般-02)第33240号

登  録

地盤保証 ジャパンホームシールド A14582
瑕疵保証 日本住宅保証検査機構 A8100726

NEW

  • パッシブハウスが未来を変える~健康と経済の両立を目指して。

    query_builder 2025/02/10
  • 屋外の快適さを取り入れた住まい。

    query_builder 2025/02/07
  • 太陽光発電で未来を照らす。

    query_builder 2025/02/06
  • 床下エアコンシステムで快適な生活を実現。

    query_builder 2025/02/05
  • 住む人と地球に優しい家づくり。

    query_builder 2025/02/04

CATEGORY

ARCHIVE