自然素材>珪藻土と漆喰【茨城・注文住宅】

query_builder 2021/05/27
自然素材
珪藻土と漆喰

近年の健康志向により、建物に使われる素材も自然の素材を使うことのが当たり前の時代となり、建物の性能と合わせてとてもより良いことと感じています。今回は、塗り壁材として代表的な珪藻土と漆喰の特性について比較してみます。



珪藻土・けいそうど|七輪・コンロ・耐火断熱レンガなどの原料に使用されてきました。現在では、浄水場やビール工場でのろ過材として使用されています。多孔質の珪藻土は、その吸放湿機能により蓄熱性と断熱性も発揮します。夏季の高温のもとでは、湿度を低く保つことにより、体感気温を大幅に下げることができ、冬季には暖房の温まった水蒸気を吸湿して熱を蓄えることができるので、お部屋をムラなく、持続的に暖めることができます。夏は涼しく、冬は暖かく、冷暖房の消費エネルギーも大幅に削減にもなります。タバコやペットの嫌なニオイや、空気中に放散される揮発性有害物質(ホルムアルデヒドなど)を強力に吸着、脱臭するといわれています。欠点としては、中性に近い素材であるため、カビが発生する可能性があります。また、素材自体がとても柔らかいため、身体や物が触れると、ボロボロと落ちやすく注意が必要です。


漆喰・しっくい|漆喰とは消石灰を主原料とし、これにフノリやツノマタなどの膠着剤、ひび割れを防ぐため麻などの繊維質を加えて、水で練り上げた塗壁の材料です。日本独特の塗壁仕上げで、耐久性はもちろん、防水性、防火性などに優れ、古くは財産を守る土蔵や城郭建築などにも使われ、姫路城など、白い漆喰壁が数百年に渡って構造体を保護し続けています。高アルカリ性のため、カビが付きにくい特性があるため、湿気の多い押入れの壁などにも最適です。日本古来より使用され続けてきた自然の素材で、気候が季節ごとに変化する日本にあった建材といえます。


珪藻土は調湿・脱臭性能に優れ、漆喰は空気浄化・表面強度・カビ対策に優れています。どちらにせよ一長一短がありますので、よく吟味する必要がります。   ちなみに、珪藻土と漆喰をブレンドして、良いところ取りした製品も出ており、そういった製品も選択肢のひとつとして吟味しても良いかもしれません。

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