自然素材>コルクの床【茨城・注文住宅】

query_builder 2021/12/22
自然素材
コルクの床

現在、日本で建てられている住宅の洋室の多くは、フローリング(合板フロア)が使われています。一番の理由は「安い」からです。他のすべての床材に比べて、圧倒的に安いためフローリングが使われているのです。多くの建て主はそのことを知らず「ダニがつきにくい」とか「掃除がしやすい」と思っています。もちろんそういう利点はありますが、他の建材でも同じ効用のものはいくらでもあります。例えば、無垢の木やコルク、あるいはクッションフロアです。フローリングは安いのはいいのですが、一番の弱点は「冬冷たくなること」でしょう。フローリングの床にスリッパなしで立つとか、直に座ることは冷えが厳しくてできません。


日本人は、床に座るという習慣があるため、フローリングはもともと無理があるのです。座るのに適する柔らかく肌触りの良い床材として、畳・ウールカーペット・コルクがあります。なかでもコルクは、地中海沿岸に生育しているコルク樫という木の皮からつくられます。弾力に富み足が楽、薬品におかされにくく、熱を伝えない(断熱性が高い)という長所があります。


新築やリフォームの打合せの際に「フローリングは冷たいので床暖房をつけて」という要望が多々あります。しかし床暖房を全室に施工することは大変高くつくし、温めるためのエネルギーコストも膨大です。そこで、建物の断熱・気密をしっかり施し、南側に大きな窓を配置し、太陽の温かい日差しを取り込む、そして、足元をやさしく包み込むコルクを貼ることをおすすめしています。床材としては少し割高ですが、床暖房に比べれば施工費も安くランニングコストもかかりません。


改めてよく考えてみると、家の中で一番触れているのは床材です。コルクを貼ることで床に対するストレスが軽減され、劇的に生活が快適になります。こういったことを深く考えると予算をかける部分として、床材の優先順位は上位に位置するものではないでしょうか──。

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