同居の決め手

query_builder 2022/03/04
価値観
同居の決め手

戦後まもなく家族は核家族化しはじめます。それは、産業形態の変化によるもの、または税法上の仕組みなど、家族の本質的なあり方とまったく違う要因で決められてきたように思われます。単世帯で暮らす。このこと自体、べつだん悪いことではありません。夫婦と子供が気兼ねなく生活できることを考えれば、単世帯での生活を望む気持ちがあって当然のことだと思う。


ただ生活とは、意識するしないにこだわらず多少の差こそあれ「人の助けを受けて成立」しており、家のなかでもそれは同じことです。人が多くいればいるほど、その分気兼ねと気遣いは増えていきます。しかし、それと同じだけ、また何らかの形で助けられているものです。多世帯で暮らすことは、有形無形の形でこの助けをもらっています。


助けをお互いに受けながらも、できるだけ気兼ねを少なくして暮らすことができるか。それは当然、互いの気持ちの問題ではありますが、その家の間取りのつくり方によっても大きく変わっていきます。多世帯住宅とは、二つ以上の世帯が一つ屋根の下に一緒に住む住宅のこと。間取りは、完全分離型・玄関のみ共用・水まわりのみ共用と、世帯同士の関わり方によって違いが出てきます。多世帯住宅は親子で住むことが圧倒的に多く、それが片親か両親かで多少ニュアンスが変わってきます。


つまり「同居」という表現になることが多いように感じます。これは、片親であれば一緒に住む、世帯が別であっても生活は一緒、この思いを強くもっていたいということの表れだと思います。多世帯住宅になると、その関わりがどうであれ分離した生活を思い描くことになりますが、同居になると付かず離れずの微妙な関係をどのようにつくっていくか、それがキーポイントになります。重要となる場所が親の寝室と水まわり」そのつくり方で、子世帯との関わり方はずいぶんと違ってきます。

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