即ゴールイン!

query_builder 2023/06/17
価値観
即ゴールイン!

出会ってすぐにプロポーズ〝即ゴールイン〟というパターンは芸能界によくありますが、得てして不幸な結果に終わるようです。相手のことをよく理解して行動に移したほうがよいのは、結婚も家の購入も同じ。特に木の家は、よくも悪くも個性的な特徴がありますから、納得ずくで住み始めないと後悔先にたたずです。ポイントを一言に集約するなら〝木は生き物である〟山のなかに生えているときはもちろん、伐採した後も、木はまるで生きているかのように動きます。

家を建てた後に起こりやすい、木の床材の収縮・反りといった動きはその最たるものですが、予備知識のない人にとってはこれがクレームの種になることもあります。木は工業製品ではありませんから、この程度で文句を言われる筋合いはありません。〝だったら、結婚したいなんて言わないで!〟木がしゃべったら、そう言うはずです。

木の家をつくる難しさと面白さは、ここにあると言ってもいいかもしれません。木が動くメカニズムをひも解いてみましょう。山の水をおもいっきり吸い込んで生きているのが木のという生き物です。木の水分は切り倒された直後から抜け始めますが(乾燥)それにともないカラダは縮んでいきます(収縮)肉を乾燥させたビーフギャーキーがシワシワなのと同じ理屈。



木の床材では、いつの間にか板と板の間に隙間が生じていることがありますが、それは板に含まれていた水が抜けて板全体が収縮した結果です。ご覧ください(写真)木の断面です。中心に見える赤い部分を「赤身・あかみ」外側の白い部分を「白太・しらた」といいます。

細胞分裂が活発で日々成長しているのは外側の白太のほう。若い白太にはたくさんの水分が含まれています。逆に年老いた赤身にはあまり水分が含まれていません。ゆえに白太は木の収縮が大きく、赤身は小さい。この収縮に差が板が反るメカニズムです。反りが大きければ板は割れることだってあります。赤身は、木としての生命活動を終えカラダを支える骨になった部分。栄養分が含まれていないので菌類や害虫に狙われにくくなります。そのため、腐りにくく耐久性も高くなっています。

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