本当に快適で安心。

query_builder 2024/06/12
価値観
本当に快適な家

創造的な活動空間、自己実現のための住宅設計。


住環境は、私たちの生活の質を形作る重要な要素です。科学的な測定によって理解される物理的要素と、人々の心に訴える感情的要素が共存しています。この複雑なバランスを取りながら、より豊かで快適な住環境を目指すことが、私たちの未来にとって不可欠です。マズローの「欲求5段階説」を応用した住宅設計は、人間の心理的ニーズを満たすための新たな道を開く可能性を秘めています。今日から、あなたの住宅がただの居住空間ではなく、あなた自身の成長と発展に寄与する場所として変わることができます。




目次

1|住環境の質と定量化可能な要素
2|自然素材と住環境
3|マズローの「欲求5段階説」と住宅建築
・生理的欲求・温熱
・安全の欲求・耐震
・社会的欲求・意匠
・自尊心欲求・意匠
・自己実現欲求
4|まとめ





1|住環境の質と定量化可能な要素


住環境における定量化可能な要素と定量化不可能な要素の両方が、私たちの生活の質に大きく影響を与えています。定量化可能な要素は、比較や測定が容易で、例えば温度や光の強さなどの物理的な特性が挙げられます。これらは科学的な方法で分析し、改善策を立てることができます。

一方で、定量化不可能な要素は主観的な感情や個人の価値観に基づいており、例えば「愛着」や「癒し」などの感情は、数値化することは困難です。しかし、これらの感情は住環境の重要性を示しており、人々が感じる安心感や幸福感を高めるためにも不可欠です。


2|自然素材と住環境


自然素材を取り入れた住環境は、その温かみや生き生きとした印象が多くの人々に愛されています。これらの素材は数値に表せない感情的な効果を持ち、人々の心地よさや満足度を高めることができます。住環境における定量化可能な要素と定量化不可能な要素の両方が、私たちの生活を豊かにするために重要であることが明らかです。このバランスを取りながら、より良い住環境を目指すことが求められます。



3|マズローの「欲求5段階説」と住宅建築


社会学者のマズローが唱えた「欲求5段階説」を住環境の分野に当てはめてみましょう。マズローは、人間は下位の欲求が満たされると、より上位の欲求を追求すると主張しました。欲求5段階説は以下の通りです。


レベル1|生理的欲求・温熱

生命維持のために必要な食事・睡眠・排泄などの本能的な欲求です。温度調節もこの欲求に含まれます。寒すぎたり暑すぎたりすると、身体に負担がかかります。


レベル2|安全の欲求・耐震

経済的に安定した健康な住まいを求める欲求です。耐震性や防災性もこの欲求に関係します。


レベル3|社会的欲求・意匠

社会的なつながりや連帯感を得るための欲求です。家を持っていることで自分の属するグループに認められたいとか、家で友人をもてなしたいというような欲求です。


レベル4|自尊心欲求・意匠

自分の価値や能力を高めるための欲求です。有名な建築家に家を設計してもらったり、自分の好みやセンスを反映させたりすることで、人から尊敬されたいという欲求です。


レベル5|自己実現欲求

自分の可能性を最大限に発揮するための欲求です。自分らしく生きることや、社会に貢献することなどがこの欲求にあたります。

4|まとめ


住宅を建てる際には、レベル3・4の欲求に注目しがちですが、レベル1・2の欲求も忘れてはいけません。断熱・耐震・換気などの基本的な機能が備わっていなければ、住む人の健康や安全が損なわれます。デザインやブランドだけに惑わされず、本当に快適で安心できる住宅を選ぶことが大切です。住宅の購入は、人生で最も大きな決断かもしれませんが、それだけではありません。住宅はあなたの人生そのものでもあります。よく学び、よく見極めて、あなたにふさわしい家を手に入れましょう。




関連サイト:お金=幸せではない

よくある質問

  • 杉板外壁とはどのようなものでしょうか?

    杉板外壁は、日本の伝統建築に深く根ざした素材であり、美しさと機能性の再評価が進んでいます。特に地元産の杉板は、地域の気候に適しており、例えば近所の神社では長年にわたり手を加えずに美しさと耐久性を保っています。杉板外壁はその自然な木目の美しさが際立ち、外観に温かみを与えます。さらに、杉は再生可能な資源であり、環境に優しい素材です。外構に石材や植栽を組み合わせることで、自然と調和した風景をつくり出します。このように、杉板外壁は歴史的な実績、美しさ、機能性の点で現代建築において非常に魅力的な選択肢です。安心してお選びください。

  • 床下エアコンとはどのようなものでしょうか?

    床下エアコンは、建物の床下に設置され、家全体の温度を均一に保つエアコンシステムです。市販の壁掛けエアコンを利用し、一つの空間として温度を管理するため、部屋ごとの温度差をなくし、移動時の不快感を軽減します。特に冬場には、温度変化による健康リスクやヒートショックの危険性を減少させ、安全で安心な室内環境を実現します。市販の壁掛けエアコンを使用することで設置費用を抑えられ、エネルギー効率の高いものを選ぶと運用コストも低くなります。また、設置や交換が簡単でメンテナンスもしやすいという利点があります。こうした床下エアコンは、快適な室内環境を保つための経済的かつ効果的な方法であり、住まい全体の温度を一括して管理し、快適さと健康を両立させる重要なシステムです。

  • パッシブ設計とはどのようなものですか?

    パッシブ設計とは、自然の力を最大限に活用して快適な暮らしを実現するデザインです。例えば、夏には深い庇や適切な植栽が直射日光を遮り、涼しい日陰を作ります。冬には低い太陽の光が部屋の奥まで届き、温かい陽光が室内を包みます。季節ごとの太陽の高さを考慮して軒の出や植栽を計画することで、一年中快適な住環境が整います。さらに、家全体に風の通り道を設計し、窓を開けることで季節ごとの風触りや匂いを楽しめます。風がもたらす自然の音や香りが心を癒し、日々の生活に潤いを与えます。春には新緑の香り、夏には木陰の涼しさ、秋には紅葉、冬には陽だまりと、四季折々の自然を楽しむことができます。

会社概要

運営会社 有限会社 蜻蛉住宅設計事務所

受  賞  歴

第8回日本エコハウス大賞「奨励賞」

事業内容

提案型木造住宅の設計・施工

基本概念

建築思想|ウェルビーイング住宅

設計手法|五感に響くパッシブ設計

標準性能|UA値0.34・C値0.5・許容応力度計算+耐震等級3

主断熱材|セルロースファイバー[デコス

全館空調|床下エアコン(階間、小屋裏)

換気方式|24時間全熱交換型換気システム[sumika

厳選素材|八溝杉・山武杉・ドイツ漆喰・大谷石・鉄平石

助成制度|GX志向型住宅(160万円)

営業地域

茨城県南東部、千葉県北東部

設  立

平成17年4月1日(2005年)

資  本  金

500万円

ご連絡先

[e-mail]info@tombowhouse.jp [tel]050-3580-9854(IP)

免  許

設計事務所 茨城県知事登録 第B4806号(0204)

建設業 茨城県知事許可(般-02)第33240号

登  録

地盤保証 ジャパンホームシールド A14582
瑕疵保証 日本住宅保証検査機構 A8100726

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